資格を取るために、学校通えるって本当?
その間、生活費はどうやってまかなえばいいの?
もう若くないけど大丈夫かな?
シングルマザーにとって、収入の安定は子どものためにも重要なことですよね。
そのために資格を取ることって大変ですが、安定した収入を得るためにはむしろ近道!
資格を取るために、シングルマザーの方が利用できる
国や各都道府県の支援事業についてお話させてもらいますね。
36歳で支援事業を利用しながら大学に通い
看護師の資格を取得しました!
もくじ
・ひとり親が利用できる事業ってなに?
・何からしたらいいの?
・実際の学生生活はどんな感じ?
・まとめ
ひとり親が利用できる事業って何?
●厚生労働省が自治体と協力して、ひとり親の経済的な自立を支援するため取り組んでいる
就業支援のこと。
●種類
自立支援教育訓練給付金
- ひとり親家庭の親が対象
- 受講費用の60%が支給(1万2千1円以上で20万円を上限)
- 教育訓練給付金の要件を満たしていなくてもOK
- MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)、ウェブデザイン技能検定、簿記検定試験(日商簿記)、介護職員初任者研修、自動車免許などスキルアップにつながる資格が指定されています。
高等職業訓練促進給付金等事業
- ひとり親家庭の親が対象
- 1年以上養成機関での修業が対象
- 毎月一定額の給付金が支給される
- 看護師、介護福祉士、保育士、調理師、歯科衛生士、理学療法士などの国家資格で、取得するために1年以上養成校で受講する必要のある資格。
- 市民町民税の非課税世帯かどうかで、支給額が異なる。
- 自治体により支給額、支給期間が違う。
詳しくはこちら【母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業の実施について】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000062986.html
国や都道府県が支援金の給付をしてくれるんです。
まず何から始めたらいいの?
それでは、資格を取るために何から始めていけばいいのか、順を追って説明しますね!
1⃣自立支援教育訓練給付金の場合
まずは、自分が取得したい資格のスクールの方へ問い合わせてみる。
事前に講座を開講しているスクールへ申請が必要です
申請方法はスクールによって異なるので、事前に問い合わせてみるとスムーズです
もしくは、ハローワークで自立支援教育訓練給付金について尋ねる。
どちらかで、詳しく教えていただくことができると思います。
2⃣高等職業訓練促進給付金の場合
受験する
まずは、資格を取るために看護学校や大学など、受験し合格するところからです。
子どもが小さかったりすると、保育園のお迎えの時間などもあると思いますので
通学できる範囲内での学校を選ぶといいと思います。
受験には、卒業した高校の書類なども必要になってきますので、
事前に受験する学校に、何の書類が必要であるか確認することをおすすめします!
ちなみにわたしは大学をえらびました。当時36歳でした。社会人はわたしひとりだけでした。(笑)
次に市役所へ行く
無事、合格出来たら次は市役所の子育て支援課へ相談に行きます。
そこで詳しく手続き方法や、支援の金額など教えてもらえます!
一番気になるのは給付金額ですが、
支給額
市町村民税非課税世帯 … 月100,000円
市町村民税課税世帯 …… 月70,500円
と、なっていますが、自治体によっては様々です。
私が知るところでは、
A市:月14万円
B市:月10万円、最後の1年間だけ月14万円
となっており、住んでいる市により給付額が違ってきます。
しかし、徐々に制度が変わり、最高4年間支給が受けられるようになりました。
なので、まずは支給額が知りたい!という方は、
受験する前に市役所で確認することをおすすめします。
実際の学生生活はどんな感じ?
子どもを育てながらの学生生活、なかなか大変。
でも、看護学校なら同じ立場のシングルマザーもいるし、友達もできます!
金銭的に余裕が全くないのか、と言えばそうでもなく、
私は月5万のアパートに住み、車所持、通学のためガソリン代月2万、などなどかかりましたが、
無事卒業しました。
子どもがまだ小さかったので、バイトは週末の夜中だけ入っていました。月8万ほど稼いでいたので、
支援金と合わせると月18万。
勉強することが苦ではなかったので、大学生活はとても楽しかったです。
まとめ
シングルマザーが看護師や介護士の資格を取るための給付金がある
前年度の収入により給付額が変わる
自治体によっても給付額が変わる
まずは自分が受ける学校を決めて合格する
次に市役所で詳しく話を聞き手続きを行う
給付金だけでは生活が苦しいので、バイトもしながら学校に通う
学校は割と楽しい。
っておもったら、まずは自分が何になりたいか、どんな資格が欲しいのか考えてみましょう。
それから、実際に学校へ資料請求することや、市役所で給付金についてたずねてみましょう。
これから学校で学ぶママさんパパさん、おうえんします!